サウジのW杯開催地立候補をベンゼマ、マフレズ、ジェラード監督が支持

写真:サウジのW杯開催地立候補を祝ったベンゼマ

2030年のFIFAワールドカップはスペイン、ポルトガル、モロッコが共催し、大会100周年を記念してウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイでも試合が開催されることが決まった。FIFAはその次の2034年大会はアジア、オセアニア地区の国に立候補を呼びかけ、これを受けてサウジアラビアが立候補を表明した。この立候補表明を、サウジ・プロフェッショナルリーグでプレーする元フランス代表FWカリム・ベンゼマとアルジェリア代表FWリヤド・マフレズ、アル・イテファクを率いるスティーヴン・ジェラード監督が歓迎した。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

立候補の意思表明はサウジアラビアのスポーツ大臣を務めるアブドゥルアジズ・ビン・トゥルキ・アル・ファイサル王子が行い、同氏は「2034年にW杯を開催することは、世界のスポーツを主導する国になるという夢の実現に役立ち、この国の変革における重要なマイルストーンとなるはずだ」と語った。

これを受け、今夏レアル・マドリードを退団してアル・イテハドに移籍したベンゼマは自身のX(旧Twitter)で次のようにポストした。

「ワオ! 素晴らしいニュースだ。未来は明るい。サウジアラビアにいるすべての友人とファンの方々に、この発表に対して『おめでとう』と言いたい。皆さんがこのスポーツをどれだけ愛しているかは理解しているし、この発表が何を意味するかも分かっている。信じられないようなW杯になるはずだ」

一方、マンチェスター・シティからアル・アハリに移籍したマフレズも自身のXで反応している。

「Here we go…現在、そして未来に向けて、明らかに正しい場所にいる。サウジアラビアがこのビッグイベントの招致に名乗りを上げるとは驚きだ。ファンの声が聞こえるし、ファンの姿も見える。試合への情熱と愛を感じる。世界の人々にもその姿を見せてほしい」

また、ジェラード監督は自身のInstagramアカウントに「ユースチームのプレーヤーたちの、W杯に向けた11年間の旅がすでに始まったと思うと信じられない気分だ。ハードワークが今ここから始まる」と投稿した。

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