現行契約は27年までだが…マンCがハーランドとの契約延長を急ぐ理由は?

写真:マンチェスター・シティの“絶対的エース”ハーランド

マンチェスター・シティが、ノルウェー代表FWアーリン・ハーランドとの契約延長を急いでいる模様だ。

イギリス紙『テレグラフ』によると、マンチェスター・シティは数カ月以内にハーランドとの契約延長交渉を開始したいと考えているという。現在23歳のハーランドは、昨年夏にドルトムントからマンチェスター・シティへ完全移籍で加入。現行契約は2027年6月30日までとなっている。

昨季、ハーランドは公式戦52試合に出場して52ゴール9アシストをマークし、マンチェスター・シティ加入前からお馴染みになっていた“ゴールマシン”ぶりを発揮。プレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で得点王に輝き、チームの“トレブル”(主要タイトル3冠)達成に大きく貢献した。

『テレグラフ』は、マンチェスター・シティがハーランドとの契約更新を急ぐ理由として、レアル・マドリードの存在を挙げている。レアル・マドリードは、かねてからハーランド獲得の有力候補と目されてきたクラブ。長年エースとしてチームを支えてきた元フランス代表FWカリム・ベンゼマが今夏にアル・イテハド(サウジアラビア)に去り、現在レアル・マドリードで計算できる“9番”タイプはスペイン代表FWホセルのみ。そのホセルも33歳と、長期間の稼働は期待できない。

レアル・マドリードが軸となるエースFWの獲得に動く可能性がある以上、マンチェスター・シティは少しでも早くハーランドとの新契約を締結したいと考えているのかもしれない。

© 株式会社SPOTV JAPAN