ノーベル平和賞49年ぶりの日本人受賞ならず 高校生平和大使「核兵器ない平和な世界実現のため活動を継続」

ノーベル平和賞が発表され,、イランで女性の権利拡大などを訴え現在、投獄されているナルゲス・ モハンマディ氏(51)が選ばれました。

モハンマディ氏は、イランでの死刑制度の廃止や女性の権利拡大を訴え、記者としても活動している人権活動家です。

UNESCO=国連教育科学文化機関は今年5月、モハンマディ氏のこれまでの功績を称え「世界報道自由賞」を授与しています。

広島市役所では、高校生平和大使と広島県被団協の箕牧理事長が発表を見守りましたが、49年ぶりの日本人受賞とはなりませんでした。

第25代高校生平和大使 宇土未来さん

「私たちは今年度の受賞者とはなりませんでしたが、今後とも核兵器のない平和な世界の実現に向けてこれからも活動を継続していきたい。」

県被団協 箕牧智之理事長

「命をかえりみず世界の第一線で平和を訴え行動するような人が(ノーベル平和賞)をもらうべきだと思う。それにふさわしい人だったと思います。」

© 広島ホームテレビ