第22回となみチューリップ球根まつりが6日、富山県砺波市のチューリップ四季彩館で始まった。約150品種の県産球根が2割引きで購入できるとあって、お気に入りの品種を探しに大勢の来場者でにぎわった。9日まで。
日本一の球根産地をアピールし、チューリップの魅力を広めようと、県花卉(かき)球根農業協同組合や市球根組合などでつくる実行委員会が毎年開いている。
6日は、午前9時のオープン前から約50人が列をつくった。会場に150品種10万球を用意。市が皇室に献上する「白雲」や「バレリーナ」など6品種のセットや、26品種130球が入った限定20箱の福箱が人気を集めた。生産量が少ない珍しい品種「紅つるぎ」や「炎のダンス」などの球根も並べた。
チューリップの押し花作品の展示や、アイスチューリップを並べた写真スポットもある。「乙女のドレス」と「黄小町」の寄せ植え体験も行われる。会場の外では花苗や苗木の販売コーナーを設け、キッチンカーも並ぶ。
球根まつりは入場無料。北日本新聞社後援。