上山の園児が落花生の収穫作業楽しむ でん六蔵王の森工場

落花生の収穫作業を楽しむ園児たち=上山市・でん六蔵王の森工場

 上山市のでん六蔵王の森工場(木村毅彦(たけひこ)工場長)で6日、近くの子供の城保育園(斉藤勝園長)の園児が落花生の収穫作業を楽しんだ。

 でん六(山形市、鈴木隆一社長)は同工場敷地内の試験栽培用畑約500平方メートルで落花生を育て、17年にわたり園児に栽培体験の機会を提供している。園児は6月に大粒品種「おおまさり」を植え、大切に育ててきた。

 この日は「収穫祭」と題し、年長と年中の22人が参加した。「よいしょ、よいしょ」と力を合わせて茎を引っ張り、土の中から大きく実った落花生が姿を現すたびに「すごい!」と歓声を上げる子もいた。金田莉瑚(りこ)ちゃん(5)は「いっぱい取れて楽しかった」とにっこり。夏の酷暑の影響で元気がなかったという落花生だったが、子どもたちから元気をもらい息を吹き返した?

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