サトイモ「田原いもんこ」今年もいかが? 諫早・小長井町に直売所 7日から販売

おいしさをPRする「本場・田原いもんこ特産化研究部会」メンバー=諫早市小長井町

 長崎県諫早市小長井町田原地区で取れる特産品のサトイモ「田原いもんこ」が収穫期を迎え、生産者による直売所「さとる君といも子ちゃんの直売所」が7日、同地区の西円寺前にオープンする。
 同地区特有の粘土質の赤土で栽培され、粘り気があり、とろけるような食感が特長。特産品として地元活性化につなげようと2018年、生産者が「本場・田原いもんこ特産化研究部会」(村岡辰幸代表)を結成。現在、会員13人が面積75アールの畑で栽培している。
 直売所は20年度から収穫期の週末に開設し、田原いもんこや新鮮な野菜などを販売。村岡代表は「今年も例年同様、味わい深いいもんこに育った。昔から地元では煮しめなどにするのが一般的だが、コロッケにしてもおいしいと好評。若い人にも興味を持ってもらい、地元活性化のきっかけになれば」と話した。
 営業は12月24日までの毎週土曜と日曜、午前8時半から正午。問い合わせは村岡代表(電090.9791.0614)。

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