今季からMLSのLAギャラクシーでプレーしている吉田麻也。
TOKYOFMをキーステーションに放送中の「吉田麻也のチャレンジ&カバー」で、昨季限りで現役を引退したズラタン・イブラヒモヴィッチとの対戦について聞かれるとこんな話をしていた。
僕とイブラヒモヴィッチの最初は、僕が15歳の時に海外遠征でフェイエノールトに行きました。
その時にアヤックスとフェイエの試合をアヤックスのスタジアムで観て、途中から入ってきたでっかい若いFWがイブラヒモヴィッチでした。
で、それから15年くらい経ったかな、初めて対戦したのは、彼がマンチェスター・ユナイテッドにいる時。
EFLカップ(英リーグカップ)で対戦して不思議な感覚になりましたけども。その試合でズラタンにズタズタにされて負けました、決勝戦で。
その後、サンプドリアでもやりましたけど。なんと僕がいるLAギャラクシーにもズラタン・イブラヒモヴィッチは所属していたことがあります。
聞くところによるとすごい真面目で練習をしていて、あのSNSとかテレビの感じから見る豪快さだけじゃなくて、やっぱりやることちゃんとやってるんだなと。
じゃないと40歳すぎまでキャリアは続けられないですからね。素晴らしい選手だったなと思います。
アヤックスにいた時ね、とにかくめちゃくちゃデカくて。おっきくて、雰囲気すごい持ってたんで、なんかすごいの入ってきたなぁっていうのはすごい覚えてたんですね。
で、ピッチに入っても、めちゃくちゃデカいんですよ。正直、サイドをえぐられて、クロスを上げられて、ファーポストにふわっとしたボールをよーいどんで競ったら絶対勝てないんですよ。
だから、ファーでね、それ待ちしてるんですよ、彼は(笑)。
それはそうだよねって、2メートル近いやつに普通に…しかも、めちゃくちゃ体が分厚いから、普通に競り合っても絶対勝てないの。足も長いから、足を出されたら、それもダメだし。
でも、テクニックもあるんですよね。弱点が少ないっていうのが非常に…いいFWはみんなそうなんですけど弱点がないんですよね。
武器が多い。これだけ抑えとけば大丈夫ってFWは割と楽なんだけど、この方法からもあの方法からも点がとれるっていうのがすごい難しいので。
そういう意味で非常に怖い選手だったなぁっていうのは覚えています。
195cmという巨漢を誇るイブラとの対戦にはかなり苦労したそう。
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そのイブラは2018~2019年までLAギャラクシーでプレーし、58試合で53ゴールを叩き出した。「(MLSのプレーオフ)システムはクソだと思う」と発言をしたこともあったが、真摯に練習に取り組んでいたそう。