片言の日本語で「修理代かかる」…計21万円だまし取られる被害 パソコンのウイルス感染かたる

愛媛県西条市の70代女性が、21万円分の電子マネーをだまし取られる特殊詐欺事件が発生しました。

警察によりますと、6日、一人暮らしの女性が、自宅でパソコンを使用していたところ「ウイルスに感染しました」といった内容のポップアップ画面が表示されました。

画面には14桁の電話番号が記載されていて、女性が連絡すると、片言の日本語を話す男から「修理代に3万かかる。ギフトカードを買ってください」と、電子マネーの購入を指示されたということです。

これを信じた女性は、コンビニで電子マネーを購入して、男に番号を伝えたところ「番号が違っていたので無効になった、もう一度カードを買ってください」などと言われ、合わせて21万円分の電子マネーをだまし取られたということです。

不審に思った女性が警察に相談し、事件が発覚しました。

警察は「ウイルス感染」などのポップアップ画面が突然現れたり、サポート窓口への連絡をうながす内容が表示された場合には、詐欺の可能性があるとして、安易に連絡せず、警察に相談するよう呼び掛けています。

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