ハーランドが移籍時のペップとの秘話を明かす「集中しなかったら君を潰す」

写真:シティの強さの秘密を語ったハーランド ©Getty Images

マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリン・ハーランドが、同クラブに移籍する際にジョゼップ・グアルディオラ監督と交わした会話について語った。イギリス『デイリーミラー』電子版が報じている。

ハーランドは2022年夏にマンチェスター・シティに加入する前、ドルトムントで公式戦通算89試合86ゴールという驚異的な成績を残し、ヨーロッパ中のビッグクラブから注目を集めていた。

最終的にはマンチェスター・シティが契約解除金の5120万ポンド(約93億5270万円)をドルトムントに支払って獲得し、加入後の昨シーズンも公式戦通算53試合52ゴールの圧倒的な成績でプレミアリーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグの3冠達成に貢献した。

そんなハーランドはマンチェスター・シティと契約を交わす前にグアルディオラ監督と会話を交わす機会があったようで、その際に指揮官からこのように告げられたという。

「サインをする前に彼と話をした時、彼は『君が何をするかは気にしない。君がやりたいことをやればいい。ただ、トレーニングのピッチに立つ時は集中しなければならない。そうでなかったら、私は君を潰す』と言われたんだ」

そして、ハーランドはトレーニングこそがマンチェスター・シティがこれほどの成功を収めている要因だと分析している。

「トレーニングが彼(グアルディオラ監督)とチーム、クラブの真の姿であり、あれだけの成功を収めた理由だと思う。プレッシャーは間違いなく存在する。クラブ、チーム、個人として我々が毎日、感じているプレッシャーを見てほしい。毎日のトレーニングに与えられる1時間には集中し、残りの時間はリラックスしてサッカーから離れ、何も考えずに過ごす。それがこれだけ成功している最大の要因だと思う。トレーニングの後はサッカーのことは考えない。ピッチの上で考えるからこそ成長する。ピッチにいる時は集中する。それが、ペップが求めることなんだ」

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