ニューカッスルDF、CLでのマッチアップに向けて“禁エムバペ”を自らに課す

写真:「エムバペのプレー動画禁止」を自らに課したラッセルズ

現地時間10月4日にUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節パリ・サンジェルマン戦に挑むニューカッスル。センターバックの一角を担っていたスヴェン・ボトマンの負傷離脱の影響でこの試合に先発出場することが有力視されるジャマール・ラッセルズが、独自の方法でモチベーションを高めることを明らかにした。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。

ラッセルズは2014年8月からニューカッスルに残留し、キャプテンとしてこのクラブと苦楽を共にしてきた。それだけに、CLに出場できることには大きな喜びを感じているようだ。

「ニューカッスルの一員としてCLでプレーするなんて夢にも思わなかった。僕らは常に降格争いをしていて、厳しい状況だったからね。だけどクラブのオーナーが変わり、エディ・ハウ監督が来てから、僕たちに希望が与えられた。それまでは考えたこともなかったし、非現実的な出来事だった」

ラッセルズがこの試合に出場した場合、キリアン・エムバペとマッチアップする機会が多くなると予想される。ラッセルズにとっては待ち望んだ対戦のようだ。

「彼と対戦したい。僕がずっと夢見ていたことだ。これで眠れない夜はなくなるだろう。僕たちにとってはまさに大きなチャンスだ」

そして独自の方法で“エムバペ対策”をすることを明かした。

「彼のことを研究したことはあるかい? TikTokにはたくさんのクリップがあるから、僕は彼がどのようにプレーするのかすでに知っている。いつも見ているからね。でも、今後数日間はTikTokを見るのをやめることにするよ。彼は恐らく世界最高の選手だ。僕たちはプロフェッショナルとして任務を遂行しなければならない」

そして次のように語り、改めて意気込みを示した。

「クラブの関係者全員にとって、エキサイティングな時期を迎えている。PSG戦がどんな戦いになるかは分からないが、しっかり準備を整えて全力で戦うつもりだ」

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