鹿児島国体が最後の開幕 来年から「国民スポーツ大会」

国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の総合開会式=白波スタジアム

 国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」は7日、鹿児島市の白波スタジアムで総合開会式が行われ、天皇、皇后両陛下をお迎えして開幕した。来年の佐賀大会からは「国民スポーツ大会」と改称するため「国体」としての開催は最後となる。

 陸上の競歩に出場する大山藍(鹿児島女高)らが「競技会場に響き渡る歓声が、鹿児島から南の風に乗って全国に伝わるよう全力を尽くし、競技することを誓います」と高らかに選手宣誓した。

 新型コロナウイルス禍の影響で、開催予定だった2020年から延期されたため、大会に回数をつけない「特別国体」として実施される。

 鹿児島県での開催は1972年以来51年ぶり。

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