熱戦「だるまさんころんだ」 生産日本一の群馬・高崎

群馬県高崎市で開かれた「全国だるまさんがころんだ選手権大会」=7日

 だるまの生産量が全国一の群馬県高崎市で、昔ながらの遊びを競技化した「全国だるまさんがころんだ選手権大会」が7日開かれ、未就学児から大人まで約110人が熱戦を繰り広げた。地域活性化に一役買おうと、同様の大会実績がある奈良県王寺町の協力を得て、地元百貨店などが企画。主催者は「地域に根付かせたい」と意気込む。

 7日の大会は幅10メートル、長さ15メートルのコート内で実施。鬼が振り向いた時に静止しながら2分間でゴールを目指した。

 鬼役を務めた高崎経済大2年小川陽和さん(19)は「大人も子どもも本気の表情だった。『高崎と言えば、だるま』と知ってもらい観光客増加につなげたい」と語った。

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