「素晴らしい気分」34歳フンメルスが2年ぶりのドイツ代表復帰に喜び! 新指揮官は経験値期待「今我々が求める要素」

[写真:Getty Images]

ドルトムントのDFマッツ・フンメルス(34)がドイツ代表復帰を喜んだ。ドイツ『キッカー』が伝えている。

優勝した2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)で決勝戦を含む7試合中6試合に出場するなど、ここ十数年のドイツを代表するセンターバックであるフンメルス。守備能力のみならず美しいロングフィードも持ち味とする。

しかし、ブラジルW杯に引き続き主力として臨んだ2018年のロシアW杯で、ドイツ代表は史上初のグループステージ敗退という憂き目に。フンメルスは3年後のユーロ2020にも出場したが、これを最後に2年以上代表から遠ざかっていた。

今年12月で35歳を迎えるというなか、日本代表に敗れて解任されたハンジ・フリック前監督の後を継いだ36歳のユリアン・ナーゲルスマン新監督は、初陣に向けて1歳年下のフンメルスを招集。指揮官はその理由を「彼は経験が豊富。これこそ、今我々が求める要素だ」と語った。

フンメルスもインスタグラムのストーリーズを更新し、「これ(約2年ぶりの招集)は僕がピッチ上で物事を上手く運ぶために何をしているか、それが認められた証だと思う。本当に素晴らしい気分だ」と喜びを露わに。また、「多くの人が心から喜んでくれている反応も見れて嬉しい」と短いビデオメッセージの中でファンへの感謝を込めた。

DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリー)にDFニクラス・ジューレ(ドルトムント)、DFヨナタン・ター(レバークーゼン)。個々の能力に問題なくとも、今ひとつ統制が取れていなかったドイツ代表のセンターバック陣に、経験豊かな34歳が帰ってくる。

自国開催のユーロ2024を来夏に控えるドイツ代表は、今月のインターナショナル・マッチウィークで北中米遠征を実施。14日にアメリカ代表、17日にメキシコ代表とそれぞれ敵地で戦う。

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