未明に歩道で花火をした女を逮捕

10月1日の国慶節にはビクトリア湾に花火が打ち上げられ多くの市民が鑑賞したが、香港では許可なく花火や爆竹を使うのは「危険品条例」によって違法行為とされている。そんな中、国慶節前日に歩道で花火遊びをした女が逮捕された。10月5日の香港メディアによると、インターネット上に公共の場所で不法に花火をしている動画が出回っているとの通報が10月3日に香港警察に寄せられたという。花火の使用は危険が生じる可能性があるため警察が調査を進めたところ、動画の内容は9月30日未明の出来事だと判明。そして10月5日、元朗に住む女(24歳)を許可なく花火を使用した容疑で逮捕した。女は住宅の外の歩道で花火遊びをしたものとみられており、住居から犯行時に身に付けていた着衣を押収し調べを進めている。香港では「危険品条例」により花火および爆竹の不法所持と使用は有罪となり、違反した場合は2万5000ドル以下の罰金や6月以下の禁固刑に処せられる。

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