今年３月に３年ぶりに復活した香港プロレス（HKWF）。６月には再開後２回目となる試合として「摔角之王（THE FINAL COUNTDOWN King of Wrestling）」を開催し話題を呼んだ。そうした多くのプロレスファンの期待に応え、９月２３日に「VALLEY RUMBLE Saturday’s night HK Pro-Wrestling」が開催された！
今回会場となったのは香港島ハッピーバレーの香港足球会（Hong Kong Football Club）。サッカーのイメージが強いが、香港を代表する歴史あるスポーツクラブのひとつで、充実した施設とコーズウェイベイ駅から歩いてすぐという絶好のロケーションだ。香港プロレスとしては過去最多の約６００人の観衆が集まり、前例のないイベントとなった。
注目はなんと言っても、香港出身のプロレスラー、ジェイソン・リー選手の参戦だ。２００９年に香港のプロレス団体「HKWF」でデビュー後、１１年に留学生として来日した彼は日本でもプロレスラーとしてデビューし、活躍してきた。１９年１月にはDRAGON GATEに入団。現在はドラゴンゲートプロレスの顔ともいえる人気と実力を兼ね備えたレスラーだ。（詳しくは後述のインタビュー参照）
試合のハイライトを動画で紹介する。
Match 1 -【The STRONGEST bro | Special Single Match】OWEN VS Android 28Match 2 -【Poor duo VS Crazy duo｜Special Tag Team Match】I.I. & Se7enVSMadness & VoodooMatch 3 -【Vengeance of The Myth | 神話 #Hardcore 復仇戰】Dai Ten Z VS The Chan
Match 4 -【Ho Ho Lun The FINAL Redemption｜Special Tag Team Match】Ho Ho Lun & ?VSMikey Man & BitMan “The Man Family”
Match 5 -【Dragon Gate Special: Tag Team Match】Jason Lee & Jacky “Funky” Kamei “Natural Vibes“VSKaito Nagano & Mr.Asthma
Match 6 -【Let’s go global｜International Six-Man Tag Team Match】Big Sam & Ash Sliva & Uncle Money “The Stable”VSRicky Marvin & King Michael & Michael SuMatch 7 -【Main Event: #AWGC Tag Team Championship | #AWGC 雙打腰帶冠軍戰】挑戰者 ChallengerBuffa & Dylan JamesVSAWGC 雙打王者 ChampionJeff Man & Kevin Man “The Man Bros”
【インタビュー ジェイソン・リーに聞く】
【ジェイソン・リー（Jason Lee）】香港の男性プロレスラー。香港出身。DRAGON GATE所属。2009年に香港のプロレス団体「HKWF」でジェイソン・ニューとしてデビュー。11年に留学生として来日。1月28日、プロレスリングZERO1TAKESHIBAコロシアム大会の対トニー・バッキンバウワー戦で日本デビュー。13年1月、日本での留学を終えて香港に一時帰国。9月6日、リングネームをジェイソン・リーに改名。17年9月13日からDRAGON GATEにレギュラー参戦。19年1月16日、DRAGON GATEに入団。
――香港でのプロレスの浸透具合をどう受け止めてますか？
香港でのプロレス試合はめちゃめちゃ盛り上がりますね。日本をはじめ海外のいろんなところで試合してますが、アジアで一番盛り上がるのは香港ですね。試合を見るというよりもみんなで集まるパーティーのような気分ですね。
――日本では香港レスラーの受け止められ方をどのように感じてますか？
最初は日本人のお客さんの香港に対するイメージといえばブルース・リーやジャッキー・チェンのような映画のイメージでしたね。だから僕のリングネームも何回か変わって、「ジェイソン・リー」にしたらブルース・リーと同じ「リー」ということで覚えてもらいやすくなりましたね。試合では「ジェイソン！」って呼んで応援してもらえるようになって嬉しいですね。今日も日本人のファンがわざわざ日本から来てくれたりして本当に嬉しいですね。
――プロレスを始めたきっかけは何ですか？
約２０年前の子供の時、兄と一緒にテレビでアメリカのレスリングを見ててプロレスファンになりました。その後、ユーチューブでドラゴンゲートの映像を見つけて、日本もプロレスがあるんだって気づいて、初めて日本人レスラーのドラゴン・キッドを見たときに「この技すごいな」と思って、プロレスをやること決めました。香港プロレスで１６歳の時にデビューして今年で１４年目になりますね。
――必殺技の「香港トルネード」はどのように練習したんですか？
最初の所属先で新日本プロレスの内藤哲也さんの必殺技「スターダストプレス」を練習するように言われました。ところが練習してもなかなかできなくて、そんなときに似たような技として今の私のオリジナル必殺技である「香港トルネード」を偶然編み出すことができました。
――ヌンチャクはどのように練習したんですか？
ヌンチャクはユーチューブを見ながら練習しました。Ho Ho Lunと一緒に練習している時、どうやって香港人だと分かるようにしようかって考えて、ヌンチャクを持って入場すれば日本人ではないなって一目で分かると思いました。
――香港プロレスの今後の発展をどのように考えてますか？
今のところ外人レスラー以外ではまだ私などがメインになっていますが、通常は香港にいないので、今後は若手の選手がメインになるように育てていきたいですね。
【次回の香港プロレス「世紀大賽｜The EPIC Battle」】
10月22日，港摔 Hong Kong Pro Wrestling Federation (HKWF) 於 #西灣河 #蒲吧 舉辦的「C.N.Pro VS H.K.Pro」門票現正公開發售，#中摔 VS #港摔 的世紀大賽，萬勿錯過！
On 22nd Oct, #HKWF is bringing you a battle of China Pro-Wrestling VS Hong Kong Pro-Wrestling. Don’t miss out on this EPIC battle!Ticket here!https://apps.yo.org.hk/hkwf-cnpro-vs-hkproC.N. Pro 中摔選手名單：The SlamM.A陳文彬高原陳鵬威沈飛馮堅朗H.K. Pro 港摔選手名單：Ricky MarvinBitManKevin ManJeff ManMikey ManStacy ManBuffaDylan James越南 I.I.Se7enKing MichaelMichael SuMr.Asthma人造人28號 Android 28KC WongOWENVoodooHo Ho LunThe Chan大天Z Dai Ten ZMadness————————————活動資訊：Event Information:【C.N. Pro-Wrestling VS H.K. Pro-Wrestling】演出日期 Date: 22/10/2023入場時間 Entrance: 18:30演出時間 On Show: 19:00演出地點 Venue: 蒲吧 香港西灣河聖十字徑2號協青社賽馬會大樓The Hang Out, Jockey Club Building, 2 Holy Cross Path, Sai Wan Ho, HK票價 Ticket: HK$300 (不設劃位 Free seat)
