熱気球、散居村の空彩る 砺波でスカイフェス

上空へ飛び立つ、色とりどりの熱気球=砺波市中村グラウンド

 「スカイフェスとなみ2023」は7日、砺波市中村の中村グラウンドで始まり、全国から集まったカラフルな熱気球が散居村の広がるとなみ野の秋空を彩った。

 富山県内2チームのほか、東京、大阪、京都、北海道などから29チームが参加。3年ぶりに復活した昨年に続いて行われ、今年で39回目となった。

 田んぼや空き地の的に上空からマーカーを落として近さを競う「ヘア・アンド・ハウンド」や、学校など14施設に接近して空からデジタルカメラで撮影するとなみ大会独自競技「激写ヘリサイン」が行われた。

 開会式では武田大輔大会実行委員長があいさつ、砺波善意銀行に車いす2台が贈られた。4年ぶりにパーティーも催された。

 8日は競技のほか、午前8時から市民向けの体験試乗会(1人500円)が行われる。最終日の9日は自由に飛行を楽しむ。

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