東部で「300メートル前進」 ウクライナ、ロシア軍は空爆も

7日、ウクライナ東部ハリコフ州で、ロシアのミサイル攻撃によってできた穴を見つめる男性(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナ軍東部方面部隊の報道官は7日、東部の各戦線で「1日に100~300メートル前進した」と明らかにした。ロシア軍も砲撃や航空機による空爆で抵抗を続けているという。ウクライナのメディアが報じた。

 報道官は、東部のドネツク州リマン方面やハリコフ州クピャンスク方面で「4日間で敵軍の戦車25両を破壊した」と主張。ウクライナ軍はドイツ製の戦車レオパルト2などを使い、効果的な戦闘を展開しているとした。

 タス通信などによると、ロシアの占領下にある南部ヘルソン州ノバカホフカで7日、プーチン大統領の与党「統一ロシア」の地元幹部が車の爆発で死亡した。

© 一般社団法人共同通信社