ブレイズのベテランDFバシャムがフルアム戦で重傷…緊急搬送され長期離脱が濃厚に

[写真:Getty Images]

シェフィールド・ユナイテッドのイングランド人DFクリス・バシャムが、フルアム戦で大ケガに見舞われた。イギリス『SPORT bible』が報じている。

7日に行われたプレミアリーグ第8節のフルアム戦に先発出場したバシャムは22分に右サイド深くからクロスを上げようとした際に足を滑らせて転倒すると、左足首があらぬ方向に曲がっており、すぐに事態の深刻さに気付いた相手DFティム・リームがすぐさまメディカルスタッフを呼び込んだ。

10分以上の治療を受け、担架に乗せられてピッチを去るバシャムには、アウェイサポーターだけでなくホームサポーターからも励ましの拍手が送られることになった。

試合後にイギリス『BBC』のインタビューを受けたシェフィールド・ユナイテッドのポール・ヘッキングボトム監督は、バシャムについて以下のように語っている。

「バシャムは話せる状態ではなかった。彼は運ばれるとき息が上がっていて、酸素を吸入していた。そして今は病院にいる」

「誰が見てもひどいケガだとわかる。彼は今、病院で適切な治療を受けている。我々は連絡を取り合い彼の様子を見るつもりだ」

「我々は彼のことを心配している。あのようなケガは絶対に見たくないし、あのようなことが起きると間違いなくスタジアムの雰囲気に影響する。だが、それがチームに影響を与えたと私は考えていない。我々はできる限りプロフェッショナルであろうとし、最後までプレーを続けたんだ」

現時点でバシャムのケガの詳細は不明だが、開放骨折といった深刻なケガの可能性が高く35歳という年齢を考えれば、今後のキャリアが危ぶまれるところ。それだけに多くのフットボールファン同様に同選手が再びピッチに戻り、再び元気にプレーできることを心から願いたい。

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