悩めるユナイテッド10番に指揮官テン・ハグの信頼揺らがず 「乗り越えてくれるはず」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督がイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードに言及した。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。

昨季に自己新の公式戦30ゴールと叩き出したラッシュフォード。今季はというと、スタートから躓くチームとともに自身もここまで1ゴールのみとなかなか調子が上がってこない。

7日にホームで行われるプレミアリーグ第8節のブレントフォード戦では先発落ちの可能性も取り沙汰され始めるが、オランダ人指揮官はここからの立ち直りを信じているようだ。

ケガ人続きの最終ラインが壊滅的な状態もチームの不振ぶりに拍車をかけるなか、テン・ハグ監督は「常に同じレベルでいられないのは普通だ」と悩める10番にコメントした。

「彼が持つクオリティは誰もが知るところだが、対戦相手もそう。だが、ラシーが正しい状態であれば、チームも正しいプレーができている。我々が彼を適切なところに導けるかどうかだ。あとは彼次第さ」

「ここ数週間、彼は良いポジションにいる。今は少し苦しんでいるが、誰もが彼の資質を知っているし、この状況を乗り越えてくれるだろう。マンチェスター・ユナイテッドの誰もが彼のバックにいるし、全員がサポートしながら、信じている」

「だから、私は自信と信念があれば、この状況は変わり、乗り越えてくれると確認しているよ」

それにしても、出場した公式戦9試合で1ゴールというのは期待からほど遠いが、テン・ハグ監督は改めて信頼を強調している。

「ストライカーというのはゴールから遠ざかると、次のゴールが必要となり、いずれやってくる。彼は経験があるし、チームとともに正しい状態であれば、勢いづき、流れに乗るだろう」

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