昨季王者アストロズが白星発進 アルトゥーベ初球先頭打者アーチ

地区シリーズ第1戦【ツインズ4-6アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

21世紀初のワールドシリーズ連覇を目指すアストロズは、今日からツインズとの地区シリーズがスタート。その初戦はホセ・アルトゥーベ、ヨーダン・アルバレス、ジャスティン・バーランダーと投打の主力選手が輝きを放ち、6対4で勝利した。バーランダーは6回4安打無失点の好投で勝利投手となり、アストロズ4番手のライアン・プレスリーがセーブを記録。ツインズ先発のベイリー・オーバーが敗戦投手となった。

アストロズは1回表のピンチをバーランダーが切り抜けると、1回裏にアルトゥーベの初球先頭打者アーチで先制。プレーオフのチーム全体の初球を本塁打にした選手は、MLBの長い歴史上でアルトゥーベが初めてだった。3回裏にアルバレスの2ラン本塁打でリードを広げると、5回裏には2イニング目に突入したツインズ2番手の前田健太を攻め、ホセ・アブレイユとチャス・マコーミックのタイムリーで2点を追加。前田は2回4安打2失点で降板した。

バーランダーは6イニングを無失点に抑え、アストロズの一方的な展開になるかと思われたが、ツインズは7回表に反撃。2番手のヘクター・ネリスから無死1・2塁のチャンスを作ると、二死後にホルヘ・ポランコの3ラン本塁打、ロイス・ルイスのソロ本塁打と二者連続アーチが飛び出し、一気に1点差まで詰め寄った。

しかし、直後の7回裏にアルバレスがこの試合2本目のアーチとなるソロ本塁打を放ち、アストロズが6対4と2点をリード。7回表途中から登板した3番手のブライアン・アブレイユが8回表を無失点に抑えると、2点リードの9回表はクローザーのプレスリーが締めくくり、昨季王者アストロズが白星発進となった。

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