六つの踊町の傘鉾(かさぼこ)が連なって進むパレードが7日あり、長崎市勝山町の市立桜町小前から県庁舎跡地前までの約800メートルを練り歩いた。担ぎ手たちが途中3カ所で、100キロを超える傘鉾を同時に回すと、沿道に集まった観衆から「ヨイヤー」とかけ声が上がった。
傘鉾は、踊(おどり)馬場などに入場する際に、先頭に立つ町の印。だしと呼ばれる上部の飾りは町ごとに異なっている。
ひときわ「ヨイヤー」の声を響かせていた福岡市城南区の無職、谷口悟さん(67)は「あんなに重いのに回しているのはすごい。久しぶりに見たけど、くんちはやっぱりおもしろい」と笑顔で話した。
長崎くんち・傘鉾パレード 沿道から「ヨイヤー」かけ声
- Published
- 2023/10/08 10:00 (JST)
- Updated
- 2023/10/10 13:24 (JST)
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