公式戦10戦10発ベリンガムに「このレベルでゴールを決めるとは」 指揮官アンチェロッティも驚き

[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが決定的な働きを続けている。

ラ・リーガ、そしてチャンピオンズリーグ(CL)でも首位と順調なレアル・マドリー。8日のリーガ第9節ではオサスナをホームに迎え撃ち、4-0と快勝した。

今夏加入のベリンガムはこの日も9分に先制弾を決めると、1-0の54分に追加点。リーガでは得点ランキングトップの座を守る8ゴールに伸ばした。

公式戦を通じても10試合で10ゴールと傑出した働きのなか、クラブ公式サイトによると、イタリア人指揮官も満足感を示している。

「彼は前線で多くのチャンスを作り、攻撃面によく絡んでいる。ポジションが固定されていないのも良い方向にいっているね。2列目からうまく入っていって、チームメイトとの連携もできている」

「あらゆる意味でアメージングなスタートだ。このレベルでゴールを決めるとは誰も予想していなかった。素晴らしい選手と契約できてラッキーだし、誰もが非常に満足している」

「彼はとても賢く、学びも早い。ここでの時間を楽しんでいるが、真剣さとプロ精神をもって地に足をつけている」

また、「私が一番驚いたのは彼の成熟ぶり。20歳であるのを忘れさせる」と続けたが、あくまで中盤の選手だと強調した。

「彼はセンターFWではなく、インサイドの選手。ゴールは最優先ではない。ゴールを決められないときがきても別の形で、その仕事量とクオリティをもってチームに貢献してくれることだろうね」

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