「冬の使者」ハクチョウ、新潟県内に初飛来・阿賀野市の瓢湖 新潟市北区の福島潟や西区の佐潟でも

今季初飛来したコハクチョウ=10月7日、阿賀野市の瓢湖

 「冬の使者」とされるハクチョウの飛来が10月7日、新潟県阿賀野市の瓢湖で今季初めて確認された。ことしの猛暑の影響で到来が遅れるのではないかと心配する人もいたが、ほぼ例年通りだった。

 「瓢湖の白鳥を守る会」の樋口正英さん(73)が午後2時半ごろ、コハクチョウの成鳥2羽の飛来を見つけた。いずれも長旅の疲れを癒やすように湖面を漂う様子が見られた。

 午後5時半までに確認されたのは計7羽。樋口さんは「毎日待っていた。やっと来てくれてうれしい」と喜んでいた。飛来のピークは11月中旬で、例年5千羽前後が訪れるという。

 新潟市の福島潟(北区)と佐潟(西区)でもこの日、今季の初飛来が確認された。

瓢湖に今季初めて飛来したコハクチョウ=10月7日、阿賀野市
瓢湖に今季初めて飛来したコハクチョウ=10月7日、阿賀野市
瓢湖に今季初めて飛来したコハクチョウ=10月7日、阿賀野市
瓢湖に今季初めて飛来したコハクチョウ=10月7日、阿賀野市

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