B1ヴェルカ 新たな挑戦幕開ける 初陣は長崎で2連戦 昨季2位の千葉Jと

「ファンの期待に応えられるようチーム一丸となって戦う」と意気込む馬場=佐世保市、長崎ヴェルカクラブハウス内体育館

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の長崎ヴェルカは8、9日、長崎市の県立総合体育館で千葉Jとの第1節に臨む。昨季2位の強豪をホームで迎え撃つ初陣に、両日ともチケットは早々に完売。最短でB1に昇格してきた3年目のチームの新たな挑戦が、いよいよ幕を開ける。
 レギュラーシーズンは来年5月まで。東、中、西の3地区に8チームずつ計24チームが出場し、自地区、他地区のチームと計60試合を戦う。各地区の上位2チームに、それ以外の勝率上位2チームを加えた計8チームがトーナメント形式で年間王者を決めるチャンピオンシップに進む。ヴェルカのホーム30試合は長崎、諫早、大村、佐世保の4会場で開催する。
 ヴェルカは9月16日の三河とのプレシーズンマッチに続き、9月22~24日に行われた天皇杯全日本選手権2次ラウンドでも大阪、信州のB1勢を相次いで撃破。持ち味の強度の高い守備やスピードに磨きをかけている。
 千葉Jは日本代表の富樫や原ら強力なタレントがそろう。いきなり難しい試合が予想されるが、同じく代表選手で開幕直前にヴェルカへ加入した馬場は「どれだけ自分たちの力が通用するのか試せる相手。一丸となって戦いたい」と意気込んでいる。


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