インテルのシモーネ・インザーギ監督が憤った。
セリエA開幕から6勝1敗でトップを走るインテル。8日の第8節ではボローニャをホームに迎え撃ち、前半にフランチェスコ・アチェルビとラウタロ・マルティネスの連続ゴールで2点を先行したが、許したPKから19分に1点を返されると、52分に追いつかれ、2-2のドローに終わった。
同日に今節を制したミランに首位の座も明け渡し、痛恨の結果となるなか、クラブ公式サイトによると、インテル指揮官も苦言した。
「選手たちと同じように、私にも怒りがあるのは当然だ。リードしながら勝てなかったのはこれが今季2度目。サッスオーロ戦でもそうだった。今日は気を取られ、引き分けたが、そんなのあってはならないし、2-2になってから一方的な展開だったんだ」
「どんなチームが目の前に立つのかは承知済みだったが、良いプレーをしたのに残念ながらいくつかのミスをしてしまった。ここ8試合で6勝だが、今日の試合は腹が立つ。自分たちの出来を考えると、この引き分けを受け入れ難いからだ。常に前進を求めないと」
「警戒を怠らないのは大事だ。2-0で終わるべきだったのに、PK献上で彼らにエネルギーを与えてしまった。ポイントロスは私にとって好ましいことではない」