Dバックスがドジャースに大勝 カーショウは屈辱の1回途中KO

地区シリーズ第1戦【ダイヤモンドバックス11-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

レギュラーシーズンで16ゲーム差がついたように、ドジャースが圧倒的有利とみられていたこのカード。しかし、前評判通りに進まないのがプレーオフの戦いであり、ダイヤモンドバックスが投打にドジャースを圧倒して11対2という予想外の大差で地区シリーズ初戦を制した。ダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリーは7回途中3安打無失点の好投で勝利投手に。ドジャース先発のクレイトン・カーショウは一死しか取れず6失点で降板し、敗戦投手となった。

ドジャー・スタジアムにつめかけた大観衆の前に信じられない光景が広がった。先発のカーショウが初回先頭から5連打を浴び、コービン・キャロルのタイムリー、クリスチャン・ウォーカーのタイムリー二塁打、ガブリエル・モレノの3ラン本塁打であっという間に5失点。一死を取ったあと、アレック・トーマスを歩かせ、エバン・ロンゴリアにタイムリー二塁打を浴びたところで屈辱の1回途中6失点ノックアウトとなった。

カーショウを早々に攻略したダイヤモンドバックス打線は勢いに乗り、2回表にキャロルのソロ本塁打、ルルデス・グリエルJr.のタイムリー二塁打、ロンゴリアの犠飛で3点を追加すると、7回表にはトーマスのソロ本塁打で2ケタ得点に到達。先発のケリーは通算0勝11敗と苦手にしていたドジャースを相手に7回途中3安打無失点の好投を見せ、8回表にはトミー・ファムのソロ本塁打で11対0となった。

ドジャースは試合終盤になってようやく反撃し、8回裏一死1・2塁からウィル・スミスのタイムリー三塁打で2点を返したが、時すでに遅し。地区シリーズの初戦は11対2でダイヤモンドバックスが大勝した。オフを1日挟んで日本時間10月10日に行われる第2戦は、ザック・ギャレン(ダイヤモンドバックス)とボビー・ミラー(ドジャース)が先発予定。今年5月にデビューした新人右腕はダイヤモンドバックスの勢いを止めることができるだろうか。

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