ペップが世論を否定「アルテタは“ミニ・ペップ”ではない。私のほうが……」

写真:ペップは「アルテタから多くを学んだ」と語る ©Getty Images

10月8日のプレミアリーグ第8節アーセナル戦に向けてマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が記者会見に臨み、かつて監督とコーチの間柄だったアーセナルのミケル・アルテタ監督について語った。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。

アルテタ監督は2019年12月にアーセナルの監督に就任するまで、3年半にわたってグアルディオラ監督のもとでコーチを務めた。この期間を振り返りつつ、グアルディオラ監督はアルテタ監督自身と、彼を指揮官に選んだアーセナルに賛辞を送った。

「我々は数年間ともに働き、多くの成功を収めた。過去に何度も述べてきたが、私は彼から多くを学んだ。私はここでの彼のことを良く知っているし、彼がどのように選手とコミュニケーションを取り、どのようなアイデアを持っているのかも知っているので、アーセナルにとって最適な人材になるだろうと確信していた」

「クラブが何かを信じ、理事会とスポーツディレクターが自分たちの求めるスタイルを決めてそのやり方を具現化できる指揮官を維持し、正しい選手たちと契約すれば、すべてがうまくいく。すぐに結果が出ることもあれば、時間がかかることもある。上に立つ人たちが指揮官のことを信じ、結果だけでなくトレーニングセッションや物事がどのように構築されていくのかに注目していけば、うまくいくようになる。結果だけを見ていたら、それは低迷への第一歩となる。アーセナルは彼のことを信頼しているし、それによって結果が出ている。彼らには長期間を任せられる監督がいる。彼はクラブのことを知っているし、クラブのことを愛している。それ以上のことは望めない」

また、一部ではアルテタ監督のことを“ミニ・ペップ”と呼ぶ声もあるが、グアルディオラ監督は冗談を交えながらこれに反論した。

「それは正しくない。私のほうがオシャレだ。私のほうがエレガントだ。妻がいつもパーフェクトなコーディネートをしてくれるんだ。彼に私と同じ特徴を見出すことはできない。父親も母親も違うんだ。ミケルのすべての成功は彼に帰属するものであり、アーセナルのものだ」

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