「いったいどうして??」NWSLでアメリカ女子代表GKがまさかのOG献上…不思議な後逸に「ベンチもこの表情」

[写真:Getty Images]

アメリカ、ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)で、頭を抱えたくなるようなオウンゴールが生まれてしまった。
【動画】GKがバックパスをトラップし損ね、そのままゴールへ…

現地時間7日に行われたNWSL第21節、カンザスシティ・カレントvsシカゴ・レッドスターズは、3-1とホームのカンザスシティがリードして前半のアディショナルタイムを迎えた。

カンザスシティは相手のロングボールを難なく回収し、センターバックのスタイン・ペダーセンがGKへバックパス。GKアドリアナ・フランチはゆとりを持ってこれを右足裏でコントロールしようとしたが、止め損ねて後逸。ボールは自陣ゴール内へ転がっていった。

フランチはアメリカ女子代表として東京オリンピックにも出場。ただ、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)のメンバーからは外れていた。

プレッシャーのない中でまさかのトラップミスに、NWSL公式X(旧:ツイッター)で公開された映像には閲覧者から「爆笑」、「いったいどうして??」、「誰かがキーパーに呪いをかけたのか……」、「そりゃベンチもこの表情だよ」、「彼女のボールコントロールを見てください」などのコメントが寄せられた。

パスの勢いは緩やかで、DFの配慮はうかがえるが、このようなことが回避するために「バックパスは枠を外せ」との常套句があるのだろう。記録はパスを出したペダーセンのオウンゴールとなった。

不幸中の幸いか、後半にも得点を積み重ねたカンザスシティは6-3で勝利。GKは戦犯を免れた。

© 株式会社シーソーゲーム