【マカオ】マカオの連休旅客、コロナ前の84%に[観光]

マカオ政府観光局(MGTO)は7日、中秋節と国慶節(中国の建国記念日)を含めた中国の大型連休(9月29日~10月6日)にマカオを訪れた旅客が延べ93万2,365人に上ったと発表した。1日当たりの平均は昨年の国慶節連休の4.7倍となる11万6,546人で、新型コロナウイルス禍前の2019年の国慶節連休と比較すると約84%の水準まで回復した。

連休中にマカオを訪れた旅客の内訳は、中国本土からが70万9,079人と最も多く、香港は17万1,672人、台湾は1万683人、その他海外からは4万931人だった。旅客が最も多かったのは15万8,726人が入境した9月30日で、1日当たりの入境者数としてはコロナ後で最多を記録した。

ホテルの平均客室稼働率は87.9%に達し、昨年の国慶節連休に比べ23.7ポイント上昇した。10月1日の平均は94.3%となり、今年最高を更新。連休中の平均客室単価は1,804.1マカオパタカ(約3万3,400円)に上り、昨年の国慶節連休から61.7%上昇した。

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