栃木県那須町豊原乙の矢の目ダムで8日、スタンドアップパドルボード(SUP)のレース大会「矢の目ダムカップ」が開かれ、県内外の約180人が秋晴れの下、熱戦を展開した。
大会は那須塩原市の体験型ツアー企画会社が主催し2017年から毎年開いている。今回は3キロ、1キロ、キッズの部など5種目のレースが行われた。
この日は朝から青空が広がり、風もなく絶好のコンディションとなった。選手たちは色とりどりのボードに立ち乗りし、パドルを力強く操って湖面を疾走。岸辺からは声援が送られた。
3キロの部優勝の福島県大玉村大山、SUPインストラクター渡邉一生(わたなべいっせい)さん(25)は「気持ち良く、がむしゃらにこいだ。周囲の風景がきれいでした」と笑顔で汗を拭った。