2大会連続のベスト8を目前に“桜”が散った。ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会で日本がアルゼンチンに敗れた8日夜、宇都宮市内の居酒屋では、ラグビーファンたちが「お疲れさま」と日本の戦いぶりをたたえた。最後まで立ち向かう勇姿に、テレビの前で「いけー!」などと選手たちの背中を押したが、届かなかった。ノーサイドを迎えると店内は沈黙に包まれた後、ねぎらいの拍手が沸き起こった。
同市池上町の居酒屋「ばんばん」。この日はラグビーファンら約30人が同店に集まった。日本代表のレプリカジャージーを着たり応援グッズを身に着けたりし、試合を観戦した。