地区シリーズ第２戦【レンジャーズ11－８オリオールズ】＠オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
地区シリーズの初戦を制してワイルドカード・シリーズから３連勝となったレンジャーズは、２回表に５点を奪って逆転し、３回表にはミッチ・ガーバーが満塁本塁打。11対８でオリオールズを破り、２連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。レンジャーズ２番手のコディ・ブラッドフォードが３回2/3を３安打無失点に抑える好リリーフで勝利投手に。オリオールズ先発のグレイソン・ロドリゲスは２回途中６安打５失点で降板し、敗戦投手となった。
初回のチャンスを生かせなかったレンジャーズは、１回裏にアーロン・ヒックスのタイムリーで２点を先制されたが、直後の２回表に反撃。無死１・３塁からレオディ・タベラスの２点タイムリー二塁打で追いつくと、その後もガーバー、アドリス・ガルシア、ジョナ・ハイムと３本のタイムリーが飛び出し、一挙５得点のビッグイニングを作って逆転に成功した。
３回表にはガーバーが満塁本塁打を放ち、９対２と大量リードの展開に。オリオールズは４回裏に２点を返し、５回裏にはガナー・ヘンダーソンがソロ本塁打を放って５点差まで詰め寄ったが、９回表に１点を追加されたあと、９回裏にヒックスの３ラン本塁打で３点差としたものの、レンジャーズが11対８で勝利した。レンジャーズは11安打11四球と塁上を賑わせ、２連勝で地区シリーズ突破に王手。オリオールズは与四球11と投手陣が崩壊した。
レンジャーズが勝てばリーグ優勝決定シリーズ進出となる第３戦は、舞台をレンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドに移して行われる。今季１度もスイープされることなくレギュラーシーズンでリーグ最多の101勝を挙げたオリオールズだが、このままレンジャーズの勢いの前に屈してしまうのだろうか。レンジャーズはネイサン・イオバルディが先発予定。オリオールズの先発投手はまだ発表されていない。
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