ちびっこ忍者「免許皆伝」目指し修行でござる 京都の幼稚園で「忍者遠足」

自分で作った手裏剣を思いっきり投げる園児たち(舞鶴市南田辺・舞鶴公園)

 京都府舞鶴市浜の橘幼稚園の恒例行事「忍者遠足」がこのほど、田辺城跡の舞鶴公園(同市南田辺)であった。秋空の下、年長の園児27人が忍者になりきり、「忍術の免許皆伝」を目指して手裏剣などの修行に励んだ。

 園児たちは園で忍者装束に身を包み、徒歩と電車で同公園に移動。新聞紙で自ら作った手裏剣を遠くまで投げる修行をしたほか、「電光石火の術」「竜巻の術」として公園を元気に走り回った。

 手裏剣を最も遠くまで飛ばした松﨑佑利ちゃん(5)は「風に合わせて投げるとうまくできた」と満足した様子だった。

 無事に修行を終えた園児たちは、皆伝を証明する巻物を受け取ると「ありがとうでござる」と答え、満面の笑顔を見せた。

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