北海道、今季初の氷点下 帯広では初霜、初氷

 北海道は9日、上士幌町など4地点で今季初めて0度を下回る氷点下となった。帯広市内では初霜、初氷も観測された。気象庁によると、晴れて地表の熱が雲のない上空に逃げる放射冷却の影響で冷え込んだ。

 最も気温が下がったのは、上士幌町ぬかびら源泉郷で、午前5時50分ごろに氷点下1.1度を記録。その他、南富良野町や富良野市、標茶町で氷点下となった。全国では6日に長野県南牧村で今季初の冬日となり、氷点下0.2度を観測していた。

 札幌市では8.3度、旭川市では2.7度まで冷え込み、いずれも今季最低。帯広市の初霜は平年より2日早く、初氷は6日早い。

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