ようやく暑さ落ち着いた3連休 雨降り…肌寒くも…多くの人が秋を満喫 静岡県内各地

3連休最終日となった9日は雨が降り、肌寒い一日となりました。それでも、この3連休はようやく暑さが落ち着き、多くの人がそれぞれ秋を楽しんでいました。

(サツマイモ掘り参加者)

「重すぎるめちゃくちゃ重い、とれた!大きい!」

冷たい雨が降った3連休最終日の9日。静岡・掛川市の農園で行われたのは秋の味覚「サツマイモ堀り」です。

(参加者)

「スイートポテトにしてもおいしいし、大学芋にしてもおいしい、こんなにとれてどうしよう」

2023年は夏の猛暑により収穫時季が例年より少し遅くなったということですが、甘くておいしい出来になったということです。農園では収穫した野菜や果物を使ったデザートも味わうことができ、多くの人でにぎわっていました。

(女性客)

「すごくおいしい、甘いのでここのフルーツ食べると他のは食べられない、すごくおいしいので幸せ」

「サツマイモ掘り」は11月中旬ごろまで体験できるということです。

一方、行楽日和となった3連休初日の土曜日。伊東市の大室山にはたくさんの観光客の姿が….。頂上へ向かうリフト乗り場は長蛇の列になっていました。その大室山のふもとに秋の行楽シーズンに合わせてオープンするのが複合観光施設「奏(かなで)の森リゾート」です。

神奈川県で精密機器を販売する企業が運営するもので、この日、関係者にお披露目されました。約30万平方メートルの広大な敷地に人気のグランピングやバーベキューなどが楽しめる「こもれびエリア」と買い物や飲食などを楽しめる「せせらぎエリア」が整備されました。

(「奏の森Resorts」 田中 陽亮 取締役)

「観光客がメインのターゲットと思われがちだが、こちらで事業するにあたって地元に長く愛されて続けていけるそういう施設を目指したい」

オープンは10月17日で、伊東の新たな観光施設として期待されます。

ようやく秋らしい気候となり最盛期を迎えているのが「栗拾い」です。南伊豆町の観光農園では多くの家族連れが秋の味覚の収穫体験を楽しんでいました。

(東京から来た家族)

「うん、楽しいでもちょっと痛い、見て!いっぱい採れた」

こちらの農園には数種類の栗の木が植えられていて、いま収穫されている品種は甘みが強いのが特徴だということです。

(「一条竹の子村」代表 清水 秀樹さん)

「豊作の年で、台風も無かったので良く生ってはいるが、生りすぎた分ちょっと粒が小ぶりかもしれない、遅い種類の方が甘い」

「栗拾い」体験は、あと1週間ほどで終了し、次は秋に旬を迎えるめずらしいタケノコ「シホウチク狩り」が楽しめるということです。

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