新時代型ロードレース 小倉城クリテリウム ヴィクトワール広島も参戦

自転車ロードレースのヴィクトワール広島は、今回、初開催のマイナビ・ツール・ド九州に参加し、初日の先週金曜日、小倉城(福岡)を周回する45キロのレースに挑みました。

九州の政財界が一体となって立ち上げた大会。初日の小倉城クリテリウムには、ステージやフードコーナーが並び、1万8000人が詰め掛けました。

ヴィクトワール広島 中山卓士 監督
「この平日にこれだけたくさんの方々が応援に来てくれているのはうれしい。自転車ロードレースが認知されるきっかけになる」

坂上俊次 アナウンサー
「マイナビ ツール・ド・九州2023 小倉城クリテリウム、いよいよスタートです」

国内外から18チームが参加した今回のレース、想定以上の超高速レースの展開に、ヴィクトワール広島は序盤、先行する展開に持ち込めません。小倉城周辺を25周、異例のハイスピードに、集団は分断されることなく進みます。

レース中盤、久保田悠介 を中心としたヴィクトワール勢が、集団の前方に食らいつき、上位入賞を狙います。

最終盤、そこにベンジャミン・ダイボールが加わり、ベンジャミンはトップから5秒差でフィニッシュ。しかし、超高速レースでは、それでも21位。選手たちは、異次元のスピードと、市街地の熱狂を体感したレースになりました。

ヴィクトワール広島 久保田悠介 選手
「小倉城の前で、お客さんの前で走れて楽しかった」

ヴィクトワール広島 柴田雅之 選手
「どこにでも観客がいて、ここまで盛り上がっているレースは久々。広島クリテリウムを思い出しました」

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