ファン・ダイク、ブライトン戦での2つの失点シーンについて言及「僕の責任でもある」

写真:ブライトン戦での2失点に言及するファン・ダイク

リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、10月8日に行われたプレミアリーグ第8節ブライトン戦でのプレーについて、同僚のアルゼンチン代表MFアレクシス・マクアリスターを擁護した。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。

この試合では20分、ファン・ダイクがマクアリスターに縦パスを送ったところ、マクアリスターが受ける寸前でブライトンのMFシモン・アディングラにボールを奪われ、そのままゴールを奪われて先制を許した。

このプレーについて、ファン・ダイクは「もちろん彼(マクアリスター)だけの問題だけではない。僕の責任でもある」と語り、このように説明した。

「リスキーなボールだった。僕らは最終ラインからゲームを組み立てようと試みていた。ああいうことが起こり得るし、その場合は罰を受けることになる。そこからの立て直しは素晴らしかったと思う」

実際、リヴァプールは前半終了間際にエジプト代表FWモハメド・サラーが2ゴールを奪って逆転に成功。しかし78分、ブライトンはソリー・マーチのFKからルイス・ダンクが同点ゴールを奪い、引き分けに持ち込んだ。

このFKの場面ではアンドリュー・ロバートソンがクリアしようとしながらボールに触れず、流れたボールをダンクが押し込む形になったが、ファン・ダイクはこのシーンについても解説している。

「コミュニケーションミスだ。彼は『叫び声を聞いた』と言っていたが、実際はそのようなことはなかった。そのようなミスは犯したくないものだ」

また、ファン・ダイクは前半終了間際、パスカル・グロスがドミニク・ソボスライを引き倒してPKを得たシーンについても言及している。ファウルがなければソボスライはフリーでシュートを打てたように見える場面であり、グロスにカードが出されてもおかしくなかったが、主審はPKを宣告しただけだった。

「なぜカードが出なかったのかは気になったけど、ピッチ上でリプレー映像を見たわけではない。僕たちはPKを獲得し、それによってゴールを決めた。レフェリーはイエローカードもレッドカードも出さなかった。それを受け入れるしかない」

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