三笘薫との日本人対決ならず、遠藤航が先発しなかった理由をクロップ監督が語る

ブライトン戦は出番がなかった遠藤航[写真:Getty Images]

日本代表MF三笘薫との直接対決が期待されながら、出番が訪れなかった日本代表MF遠藤航。ユルゲン・クロップ監督が先発メンバー選びの理由を明かしていた。

8日、プレミアリーグ第8節でリバプールはアウェイでブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦した。

三笘はこの試合に先発出場。遠藤は、5日に行われていたヨーロッパリーグ(EL)第2節のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ戦では先発出場すると、前半のみで交代していた。

ブライトン戦は先発出場になるかと予想されていたもののベンチスタート。さらに、最後まで出番が訪れず、試合は2-2のドローに終わっていた。

イギリスメディアも遠藤の先発外れに驚きの反応を見せていた中、リバプール専門メディアの『This is Anfield』も「ハーフタイムに交代させた遠藤航に代わってエリオットを起用したことは、ある意味驚きだった」と報じ、先発したハーヴェイ・エリオットの起用を驚きをもって伝えていた。

しかし、クロップ監督はこの決定について言及。遠藤ではなくエリオットを起用した理由は明確にあるとし、期待を語っていた。

「ここ数週間のハーヴィーの様子と全く同じだ。彼は木曜日に良い試合をした」

「最近、彼は過剰にプレーしているわけではないと思う。何回か出場し、試合も戦ったし、リズムもあるし、スーパープレイヤーだ。それが背後にある理由だ」

「我々は本当に強く、ボールに強く、一対一の状況でも上手くやらなければいけない。ブライトンのマンマークには、ボールを扱う際の真のフィジカル、またはとても速いスピードが求められる」

「彼は他の選手たちと同様に、その両方になれる。それが理由だ」

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