レバノン国境攻撃と報道 イスラエル軍、侵入者射殺

 【カイロ共同】イスラエル軍は9日、隣国レバノン南部からの武装した侵入者を複数人射殺したと明らかにした。レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラは、侵入者はパレスチナ人だとして関与を否定した。イスラエルメディアなどによると、イスラエル軍は国境付近のレバノン側に攻撃した。

 パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエル軍の大規模戦闘が続く中、レバノンへの衝突拡大が懸念されている。

 国境付近からの映像では爆発音が聞かれ、白い煙が上がった。ヒズボラとイスラエル軍の間では8日、応酬があった。

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