10月7日から8日にかけて、プレミアリーグ第8節の10試合が行われた。
注目の大一番、アーセナル vs マンチェスター・シティは、見ごたえのある攻防が続いた前半をスコアレスで折り返すと、後半に入り55分にはマンチェスター・シティのリコ・ルイスが中央突破からゴールネットを揺らしたものの、ドリブルの場面で受けたチャージがファウルを取られてノーゴールに。迎えた86分、アーセナルはいずれも途中出場のトーマス・パーテイのフィードを冨安健洋がヘディングでつなぎ、カイ・ハヴァーツが落としたボールをガブリエウ・マルティネッリがシュート。ナタン・アケの顔面に当たってコースが変わったボールがネットに吸い込まれた。このゴールが決勝点となり、アーセナルがリーグ戦で8シーズンぶりにマンチェスター・シティから勝利を収めた。
ブライトン vs リヴァプールは20分、相手のパスミスを突いたシモン・アディングラがブライトンに先制点をもたらしたが、リヴァプールは前半終了間際にモハメド・サラーが2ゴールを奪い逆転に成功。しかし78分、ブライトンはソリー・マーチのFKからルイス・ダンクが押し込んで同点に追いつき、2－2の引き分けに終わった。ブライトンの三笘薫が先発フル出場した一方、リヴァプールの遠藤航はベンチ入りしたものの出番はなく、日本人対決は実現しなかった。
ルートン・タウンとのアウェーゲームに挑んだトッテナムは、前半アディショナルタイムにイヴ・ビスマが2枚目のイエローカードで退場処分を受けたものの、52分にショートコーナーの流れからミッキー・ファン・デ・フェンが押し込み、これが決勝点に。勝ち点を20に伸ばし、マンチェスター・シティが敗れたことで首位に立った。
ホームにブレントフォードを迎えたマンチェスター・ユナイテッドは26分、マティアス・イェンセンに先制点を許し、その後は攻め込みながらもなかなかゴールが奪えない展開が続く。それでも後半アディショナルタイム、途中出場のスコット・マクトミネイが立て続けに2ゴールを奪い、劇的な逆転勝利を飾った。
バーンリーとのアウェーゲームに挑んだチェルシーは、15分に先制を許したものの、前半終了間際にOGで同点に追いつくと、後半に3ゴールを奪い逆転勝利を飾った。好調同士の対戦となったウェストハム vs ニューカッスルは2－2の引き分け。ウルヴス vs アストンヴィラも1－1のドローに終わった。
エヴァートンは3－0でボーンマスに勝利。ボーンマスは未勝利状態が続いている。フラム vs シェフィールド・ユナイテッドでは、22分にシェフィールド・ユナイテッドのクリス・バシャムが左足首に大ケガを負い12分間にわたって試合が中断するアクシデントが発生する中、3－1でフラムが勝利を収めた。クリスタルパレス vs ノッティンガム・フォレストはスコアレスドローに終わっている。
⦿プレミアリーグ 第8節 結果
ルートン・タウン 0-1 トッテナム（ハイライト動画）
バーンリー 1-4 チェルシー（ハイライト動画）
エヴァートン 3-0 ボーンマス（ハイライト動画）
フラム 3-1 シェフィールド・ユナイテッド（ハイライト動画）
マンチェスター・ユナイテッド 2-1 ブレントフォード（ハイライト動画）
クリスタルパレス 0-0 ノッティンガム・フォレスト（ハイライト動画）
ブライトン 2-2 リヴァプール（ハイライト動画）
ウェストハム 2-2 ニューカッスル（ハイライト動画）
ウルヴス 1-1 アストンヴィラ（ハイライト動画）
アーセナル 1-0 マンチェスター・シティ（ハイライト動画）
