体操女子、日本代表が帰国 宮田「来年はメダルに絡みたい」

ベルギーで開かれた世界選手権から帰国した宮田笙子(左から3人目)ら=10日、羽田空港

 ベルギーで開かれた体操の世界選手権で来夏のパリ五輪出場権を獲得した日本の女子が10日、羽田空港に帰国し、エースの宮田笙子(順大)は「みんなが一つになってやりきれた。来年は日本女子もメダルに絡んでいけるぞというところを見せたい」と抱負を語った。

 5位だった一昨年の東京五輪から村上茉愛が引退するなどメンバーが全員変わった中で、若手も貴重な経験を積んだ。個人総合で11位と奮闘した初出場の16歳、岸里奈(戸田市SC)は「パリに出ることを目標にするのではなく、その先を目指して技を増やしていきたい。強化を一歩ずつ進めていく」と決意を示した。

© 一般社団法人共同通信社