バイデン大統領を事情聴取 特別検察官、機密文書問題巡り

バイデン米大統領=7日、ワシントン(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米ホワイトハウスは9日、バイデン大統領の私邸などから副大統領時代の機密文書が見つかった問題で、バイデン氏が特別検察官による任意の事情聴取に応じたと明らかにした。ホワイトハウスで8日に始まり、9日に終了したという。

 ホワイトハウスは声明で「当初からホワイトハウスと大統領は捜査に協力している」と強調した。

 問題は今年1月に表面化。特別検察官はこれまでにブリンケン国務長官やサリバン大統領補佐官らを聴取してきた。機密文書の持ち出しが意図的ではなく、ミスだった可能性が高いとの見方を強めているという。

© 一般社団法人共同通信社