9日に岐阜県高山市で始まった秋の高山祭。
2日目の10日は、9日に悪天候で中止となったきらびやかな「屋台の曳き揃え」や「からくり奉納」が行われました。
9日に始まった秋の高山祭。
櫻山八幡宮の例祭で、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
新型コロナの影響で、これまで中止や規模の縮小が続いてきましたが、ことしは4年ぶりに規模の縮小などがない開催となりました。
10日は朝から青空が広がった高山市。
9日、悪天候のため中止となった「屋台の曳き揃え」は無事行われました。
金色の装飾や精巧な彫刻が施された、きらびやかな屋台。
訪れた人たちは…
(静岡県から訪れた人)
「きょうは晴れてよかった。(屋台は)圧巻といいますか、きらびやかでいいと思います」
(千葉県から訪れた人)
「遠くから来た、かいがありました」
そして午前11時からは、もう一つの見どころ「からくり奉納」も行われました。
9人の綾方(あやかた)と呼ばれる人たちが、36本の糸で巧みにからくり人形を操り、体操競技の大車輪のように回転する離れ業も。
(栃木県から訪れた人)
「いいですね。(からくり人形が)巧妙にできていて、本当に楽しい旅行になった」
からくり奉納は午後1時からも行われる予定でしたが、雨のため中止に…
高山市によりますと、午後2時の時点で去年より7000人ほど多い約3万8000人が訪れているということです。