愛媛県松山市では、9月からサルの目撃情報が相次いで寄せられています。
御幸地区では9月19日から10月5日までに5回、二之丸史跡庭園周辺では10月5日と6日に、そして、9日も城山公園の堀之内北側遊歩道で目撃されました。
いずれも1匹で、被害の情報は入っていないということです。
そして、10日に目撃されたサルですが、県立とべ動物園でサルを担当する獣医師によると、オスの可能性が高いそうです。
というのも、一般的にサルは秋から冬の繁殖期に10匹~20匹の群れで生活していて、オスは群れを離れて単独行動する習性があるそうなんです。
獣医師によるとサルの1日の行動範囲は2キロほどだそうで、二之丸とフジグラン松山がその範囲内という事もあり、二之丸史跡庭園で目撃されたサルと同一個体の可能性があるそうです。
もしサルに遭遇したら、
▼近付かない
▼目を合わせない
▼刺激しない
▼速やかに立ち去る
▼襲われる恐れがあるため食べ物を見せない
こうした点に注意してほしいということです。