瀬戸内の課題ビジネスで解決へ「せとうちビジネスコンテスト」10チーム競う 広島・福山

起業を通じて瀬戸内地域の課題解決を目指す「せとうちビジネスコンテスト」が9日、福山市で開かれました。

コンテストには全国から応募のあった37チームのうち、書類審査を通過した10組が出場。各チームは持ち時間10分でアイデアの「新規性」「革新性」「瀬戸内地域への貢献度」などの審査基準を基に競い合いました。

出場者
「5分で無人島を借りられるウェブサービス。無人島もネットで検索して借りられるそんなサービスを作りたい」

出場者
「郷土料理を観光客向けに福山城を鞆の浦を食べ物を持ちながら食べながら歩いていきたい」

出場チームはそれぞれ、ビジネス実施に向けたシステムの導入状況や商品の詳細などを示してプレゼンテーションを行っていました。

審査員
「例えば何年後ぐらいにどのくらいの売り上げになっているか、黒字化できるのか」

審査員からは実現可能性を問う鋭い質問が投げかけられていました。

せとうちビジネスコンテスト運営委員会の角田千鶴委員長
「今までになかったものを自分たちのアイデアで新しいビジネスとして作り上げる。それを瀬戸内の地域から発信することによって、イノベーションを起こしていきたいなと思っています」

上位入賞者へは実現に向けて支援をするということです。

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