「アッレグリが特に残念がっているが、私もだ」 フランス代表監督が渦中のポグバに言及

[写真:Getty Images]

フランス代表のディディエ・デシャン監督がユベントスMFポール・ポグバに言及した。

ユベントス復帰初年度の昨季、ケガで大半を棒に振ったポグバ。今季こそはの思いが強かったことだろうが、セリエA開幕節が終わった後のドーピング検査で陽性判定を受け、後に2つ目の検体でも覆らず、長期の出場停止処分が濃厚とみられる。

違反が確定となれば、最長で4年間の出場停止が予想され、代表キャリアにも影響必至のなか、デシャン監督がその件にコメントしたようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。

「ポールの件は(マッシミリアーノ・)アッレグリが特に残念がっているが、私もだ。最近、色々なことが彼の頭にのしかかっている。複雑な状況だ。彼は身の潔白を主張するはず。そうしないとだし、長い手続きになるだろうがね」

「すべてはドーピング検査から始まった。明日がどうなるかわからないが、彼に起こっていることは本人にとってつらいこと。私は断言したり、過度な立場にない。彼の将来がどうなるかわからないし、時間がかかるだろう」

「私は彼が再び笑顔を取り戻し、再びピッチで自分の力を最大限に発揮できるよう願っている。だが、時間を要すだろう」

ポグバは2013年3月にフランス代表デビュー。これまで通算91キャップをマークしている。

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