安田産業汽船 デジタル乗船券を導入 大村湾と博多湾の定期便で

 安田産業汽船(長崎県長崎市)は10月から、大村湾と博多湾で運航する定期便で、スマートフォンを使って購入、利用できるデジタル乗船券を導入した。
 2次交通事業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業「RYDE(ライド)」(東京)と提携。同社が提供するプラットフォーム「RYDE PASS」上で▽長崎空港-ハウステンボス片道▽同往復▽時津-長崎空港片道▽同2枚切符▽博多ふ頭-海の中道片道▽マリゾン(百道浜)-海の中道片道-の全6種類を販売している。料金は通常の乗船券と同じ。
 利用方法は、スマートフォンで「RYDE PASS」のアプリをダウンロードするかサイトにアクセスし、決済用のクレジットカードを登録。チケットを購入し、乗船時にスタッフに掲示する。

© 株式会社長崎新聞社