豊作に感謝する神事「抜穂祭」子どもたちが“早乙女姿”で稲刈り=静岡市

静岡市では10月11日、秋の実りに感謝する神事「抜穂祭」が行われ、地元の子どもたちが稲刈りをしました。

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「抜穂祭」は神社に奉納する初穂を収穫するもので、古代から続く伝統行事です。

静岡市葵区大原の田んぼでは、護国神社の宮司が豊作に感謝する祝詞を読み上げたあと、中藁科小学校の児童と中藁科こども園の園児たちが神聖な衣装とされる茜たすきの早乙女姿で稲刈りをしました。

米は6月に子どもたちが植えた「イセヒカリ」という品種です。

子どもたちは慣れない鎌を使いながら丁寧に刈り取っていきました。

<参加した園児>
「楽しかった」
「わかめごはんにして食べたい」

収穫した米は11月、護国神社の神前に供えられ、伊勢神宮にも奉納されます。

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