ヘラルボニーバス運行開始 岩手県北バス、青を基調にデザイン

運行がスタートしたヘラルボニーバス

 障害がある作家のアート作品を扱うヘラルボニー(盛岡市、松田崇弥(たかや)社長)、県北バス(同市、松本順社長)、みちのりホールディングス(東京、松本代表取締役グループCEO)は10日、協力して「ヘラルボニーバス」の運行を始めた。

 花巻市のるんびにい美術館に在籍する工藤みどりさんの作品を採用し、42人乗りの大型バス1台を装飾した。クーピーペンシルなどで青色を基調に描かれた幾多の点が重なり、彩りを放っている。

 ヘラルボニーバスは、新しい盛岡バスセンター建設現場の仮囲いに描かれていたバスの絵を基にした。盛岡市内から岩手町沼宮内や八幡平市間の乗り合いバスとして運行。同センター開業1年に合わせスタートした。

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