「市有地のタケノコで利益」発言の市議めぐる懲罰特別委 処分は“議場における陳謝”が相当(静岡・沼津市)

静岡・沼津市の市議会議員が、議会で “市の土地に生えたタケノコを採って売っている” と発言した問題で、処分について話し合う懲罰特別委員会が開かれました。

沼津市議会の江本 浩二 市議は9月27日の議会で「私の農地の中にも市の土地が存在しています竹林として管理して毎年タケノコを掘って利益を得ています」と発言していました。

市議会では一連の発言が「議会の権威と品位を汚した」として、22人の市議が懲罰動議を提出。11日、懲罰特別委員会が非公開で開かれました。委員会には江本市議本人も出席し、問題の発言について「言葉足らずだった」とした上で「市議になる前のことであり懲罰には当たらない」と弁明したということです。その後の採決では、懲罰動議が賛成多数で可決し、処分については「公開の議場における陳謝」が相当と判断しました。江本市議に対する懲罰動議は、16日の本会議で採決される予定です。

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